知多市の各小学校も卒業式が有りました。つつじが丘FCの6年生も立派に巣立っていきました。中学校でも頑張ってください!
時々、保護者の方から「平日にスクールに通わせたいが、フットサルはダメでしょうか?」と聞かれることが有ります。
僕は個人的には「お子さんがボールにいっぱい触れるので良いと思いますよ♪」と答えるケースが多いです。
他のコーチはサッカーを競技として経験されてますが、僕はサッカー未経験で30過ぎてからフットサルを始めました。
自身の経験から、ジュニア期にフットサルを経験する事のメリットを上げてみます。
まず競技としての違いはフットサル連盟のサイトをご覧ください。
ポイントは狭いコート、フィールドプレーヤーは4人という点です。
<メリット>
1:少人数で狭いコートなので、ボールに触れる機会が圧倒的に多い
サッカーですと1試合通して、プレーヤー1人がボールタッチする数/触っている時間は驚くほど短いです。
対してフットサルはボールに触れる機会が多く持てます。自ずと成長する機会が多いといえます。
2:足元の技術や対人スキルが伸びる可能性が非常に高い
特にドリブル系の足元の技術はフットサルの方が習得しやすいと思います。
相手との間合いや、タイミングや、細かいボールタッチ等もフットサルの方が身につくでしょう。
ボールを触る回数が多い≒シュートやパスをプレーする機会も多い為、これらの技術も向上しやすいです。
3:攻守の切り替えの回数が多く、全員攻撃/全員守備が求められる
4人のフィールドプレーヤー全員で攻守のプレーを連続して行う必要が有ります。
ジュニアでも大人のフットサルのゲーム中によく見かける光景として、、、
「攻撃プレーヤーが守備をしない」「攻撃が失敗した時に切替せずに天を仰いでる」…数的不利になりますWW
4:敵のプレッシャーが早い為、状況判断が身につく
狭いコートなので敵のプレッシャーが早い為、パス、ドリブル、シュートのプレーの状況判断を求められます。
早い状況判断やプレー判断、視野の確保、プレーの予測などを行う様になります。
5:ポジションに拘らずプレーし、全員がゴールまでの意識をもってプレーが出来ます
4人のフィールドプレーヤーがポジションを流動的に動きながらプレーする必要が有ります。
全員がトップにもなりますし、中盤にもなりますし、最後尾にもなります。全てが求められます。
また、全員シュートできるチャンスが必ず有るので、ゴールの喜びやイメージを持つことが出来ます。
6:試合/練習場所が人工芝や体育館
フットサルスクールの練習場所や、フットサルの大会の試合会場の殆どが「施設の人工芝」「体育館」です。
土のグラウンドではどうしてもイレギュラーバウンドが発生します。どうしてもプレーの精度が雑になりがちです。
大人でもサッカーしか経験してない方と、フットサルを経験している方とではパスやトラップの精度は異なるように感じます。
<デメリット>
1:広いイメージのプレーが身に付きにくい
大きいコートでのキックや、大きく展開する様なプレーは身に付きにくい。
僕個人としては身体的に成長過程の小学生のうちは、蹴り方だけ身についていれば良いかなと考えてます。
2:ボールを持ちすぎてしまう傾向が高い
ドリブル系の技術が身について来た子供達は尚更にこの傾向が出てくるかもしれません。
サッカー指導者の中でもフットサルをすると「ドリブルを多用する」「足裏でボールをコネる」から
小学生のうちからフットサルを習わせないほうが良いという方もいらっしゃいます。
サッカーのポジショニングや戦術は指導者によって求めてくるポイントが異なるので、
中学校ではよかったが、高校では突然試合に出れなくなる。という事も有るかもしれません。
ワールドクラスのプレーやでもあるのですから。
ジュニア期にはフットサルで「フットボールの楽しさに多く触れ、対人的な基礎技術を磨く」
という選択肢は十分ありだと思います。
まぁ、僕自身が30過ぎてからフットサルの楽しさを知って、
自分の技術が向上していく時期を経験したので尚更に感じます。
40近いフットサル好きのオッサンの独り言でした。
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