サッカーにはポジションという考え方が有ります。
FW、MF、DF、GKとさらに右、中央、左とザックリ分けられます。
チームとして効率的に攻守のプレーを行う為の役割と持ち場がポジションになります。
FWは得点に絡むプレーが多く、MFはつなぐプレーや突破と攻守の切替、DFは守備がメインになります。
ゲームの中で使用頻度の高いキックの種類は知ってますか?
・身体の内側方向へのインサイドキック 60%
・ロングキック 10%
・身体の正面へのインサイドキック 6%
・その他
インステップキックなんかは5%未満しか蹴らないキックです。
これを見ると「利き足のサイドでのプレー」がいかにしやすいか判ります。
「中央でのプレー」で考えると右利きのプレーヤーは左サイドに捌く傾向が多くなる事になります。
殆どのコーチ達が「両足を使えるようにしよう!」という事の背景はここにあります。
両足が使える事で「どちらの方向」にもインサイドパスが高い成功率で通す事が可能となります。
あまりコーチ達は説明してませんがW物事には必ず理由が有ります。理解できるとスッと入りますよね。
なので効率的なポジションとしては、
左利きは左サイドに配置して、右利きは右サイドに配置する事がセオリーとなります。
例外としてはFWのポジションではカットインからのシュート等も考慮して逆サイドに配置するケースも有ります。
では試合で使える蹴り方の練習は?と考えたら。
よく見る対面パスはパスの練習にはあまりなりません。トラップ練習としてならありですが。
インサイドでのキックと角度のあるパス、両方向からのパスに対するトラップを練習するのであれば、
トライアグルでのパス練習や人数がいれば鳥かご等は「逆足を使ったインサイド」も流れの中で使いますので、
非常に有効な練習方法だと思います。これはフットサルも同様ですね。
極論としてはインサイドの精度とパスの速さとトラップ技術、あとはプレーの判断力を磨けば、
ジュニアだろうと大人だろうとそれなりにサッカーやフットサルはプレーとしては成立するという事です。
子供達にはプレーするポジションによって変わる「ボールの受ける時の身体の向き」を感じてもらい、
その際にどんな種類のキックをどちらの脚で使う成功率が上がるのか?という事を意識して欲しいですね♪